アロマテラピーとは?初心者でも道具なしで始められる使い方と効果・注意点

生活の木 アロマテラピーとは?

香りで心と体を整える。
今日からはじめる「癒しの時間」

「アロマテラピー(芳香療法)」と聞くと、特別な道具や専門知識が必要だと思っていませんか?
実は、ハンカチ1枚やマグカップなど、身近なアイテムだけで今日からすぐに始めることができます。

植物から抽出された香り成分である「精油(エッセンシャルオイル)」を上手に取り入れ、疲れやストレスを和らげたり、リラックスやリフレッシュに役立てたり。あなただけの「香りのある暮らし」を始めてみましょう。

1. アロマテラピーの基本「芳香浴(ほうこうよく)」

精油の香りを空間に広げ、鼻から香り成分を取り入れる最も基本的な楽しみ方です。特別な器具(ディフューザーなど)を持っていなくても、以下のような方法で手軽に楽しめます。

ハンカチやティッシュを使って

ハンカチやティッシュペーパーに、お好みの精油を1~2滴落とすだけ。

デスクの隅に置けば仕事中の気分転換に。枕元に置けば、心地よい香りに包まれてリラックスした睡眠環境が整います。
※精油には色がついているものがあります。ハンカチにシミができる場合があるため、ご注意ください。

マグカップを使って

マグカップに熱いお湯を注ぎ、精油を1~2滴落とします。

立ち上がる湯気と共に香りがふんわりと広がります。蒸気を吸入することで、喉や鼻にも潤いを与えてくれます。
※誤って飲まないようにご注意ください。

2. お風呂でリラックス「アロマバス(沐浴)」

入浴による温浴効果と、精油の香りの相乗効果で、心身の疲れを深く癒やします。一日の終わりのリラックスタイムにおすすめです。

全身浴(アロマバス)

浴槽のお湯に、精油を1~5滴落とし、よくかき混ぜてから入浴します。

【ポイント】
精油はお湯(水)には溶けません。お肌が敏感な方は、大さじ1杯程度の植物油(キャリアオイル)や天然塩、ハチミツ、無水エタノールなどに精油を混ぜてから浴槽に入れると、お湯に馴染みやすくなり、肌への刺激も和らぎます。

手浴(ハンドバス)・足浴(フットバス)

洗面器にお湯をはり、精油を1~3滴落としてよくかき混ぜ、手首や足首まで浸けます。
服を脱がずにできるので、冷えが気になる時や、短時間でリフレッシュしたい時に最適です。

3. 肌と心をほぐす「トリートメント(マッサージ)」

植物油(キャリアオイル)で希釈した精油を使い、肌にやさしく触れながらトリートメントを行います。香りの成分が肌からも浸透し、深いリラクゼーションへ導きます。

ブレンドオイルの作り方(濃度1%以下)

植物油 50ml + 精油 10滴以下

精油は原液のまま肌につけることはできません。必ずホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどの「植物油」で希釈して使用します。

※作成したオイルは酸化しやすいため、遮光瓶に入れ、冷暗所で保管して約2週間~1ヶ月を目安に使い切ってください。

安全に楽しむための5つのルール
  • 原液を肌につけない
    精油は高濃度です。直接肌につけたり、飲んだりしないでください。
  • 使用量を守る
    「多ければ効果が高い」わけではありません。適量を守りましょう。
  • 火気に注意
    精油は引火性があります。キッチンの火のそばなどで使用・保管しないでください。
  • お子様やペットの手の届かない場所へ
    誤飲やいたずらを防ぐため、保管場所には十分ご注意ください。
  • 光毒性(ひかりどくせい)に注意
    レモン、グレープフルーツ、ベルガモットなどの柑橘系精油を肌に使用した直後は、直射日光(紫外線)を避けてください。シミや炎症の原因になることがあります。

※妊娠中の方、持病をお持ちの方、乳幼児への使用は、専門家にご相談の上、慎重に行ってください。